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「給料」だけではお金持ちになれない理由

 僕は、ごく一部の例外的な額の給料を貰っているという方を除き、普段働いて、貰っている給料をどんなに頑張って貯金したとしても、また、その結果、大金を貯金できたとしても、『「=(イコール)」お金持ちになれた』とは思えません

 他に一切の収入手段を得ず、給料だけで大金を貯金できたということは、とてもすごいことです。

 ですが、ここで言う「すごい」とは、その大金を成すために、多くのことを節制してきたであろう「努力」に対する比重の方が、その結果の「大金」よりも重たい気がします。

1 なぜ「給料」だけではお金持ちになれないのか

 経済の仕組みが、事業主(雇用主)等から与えられる給料だけでは(事業主等より)稼げないようになっているためです。

① 労働者と事業主の立場

 私達(の多く)は、労働の対価として、事業主雇用主等から給料を得ています。

 逆に、事業主(雇用主)は、私達(の多く)の労働力によって直接、又は間接に収入を得て集約し、その収入の一部を私達に給料という形で還元します。

② 事業主と投資家の立場

 しかし、その事業主も、事業を始めるにあたり、通常は事前に資本(先行投資)が必要です。

 事前の資本によって、事業主は事業に必要な店舗を構え、必要な機材を揃え、販売する材料を仕入れなければなりません。

 他者から借り入れても、自分の貯金から捻出しても、事業を立ち上げる前の準備段階行為の支出は、全て先行投資です。

 自身の貯金から事業を立ち上げるのであれば、その時、自分自身が「これは成功する。」との確信を持っているから、自身の貯金を「先行投資」するのであり、他者(銀行等)であれば、「彼の事業は成功する。」との確信を持っているから、大きな見返りに期待して「先行投資」します

③ 事業主は投資家がいなければ事業そのものがスタートしない

 つまり、自身であれ他者であれ、その事業の成功を見越して投資してくれる人がいなければ、事業そのものがスタートしないということになります。

 当然、投資家がいなければ事業がスタートしないのですから、無事、事業がスタートして、成功を収めた場合、その利益の多くは投資家に還元されることになります。

④ では従業員は?

 従業員(会社員等)は、法律の保護の下、基本的には「1時間あたり◯円」などと決められた報酬で労働力を提供し、その労働力に対する報酬を得ることになります。

 これは、良い面・悪い面表裏一体ではありますが、事業主の経営が破綻したり傾いたりしない限り、労働力の対価を得ることができます。

 反面、特に日本では、いくら事業が大成功しても、従業員には「1時間あたり◯円」の給料の維持、又は、これに加えて「心ばかりのボーナス」が支給されるだけです。

 他方で、事業主や投資家は、事業が大成功すればするほど儲かるという構図が、既に資本主義社会の構図として出来上がっています。

⑤ 給料だけではお金持ちになれない

 同じ、従業員同士の関係において言えば、「Aさんの方がBよりも給料が高い=Aさんの方がお金持ち」という言い方は確かにできます。

 また、雇われている事業主の規模の大小によっても、A社とB社の従業員の給料の差異は生じます。

 ですが、Aという会社であってもBという会社であっても、少なくともそれぞれのコミュニティの中では常に「事業主・投資家 > 従業員」という収入構図が出来上がっており、大なり小なりあれど、従業員の立場でどんなにお金を貯めても、事業主や投資家には勝てない=(言い方を変えれば)お金持ちになれないのです。

2 お金持ちになるためには

 読んでくださっている方に、強制するつもりは全くありませんが、お金持ちになるためには、

  1.  自らが事業主になる
  2.  自らが投資家になる

ことしかないと僕は考えます。

① 自らが事業主になる

 至極現実的な話をすれば、「自らが事業主になる」ことは、(基本的には)今ある職を投げ売って、海千山千の事業主の中で成功を収めなければならない、「オール オア ナッシング」の勝負に出る気構えが必要です。 

② 自らが投資家になる

 「自らが投資家になる」という選択肢はどうでしょう。

 もちろん専業投資家の方々は数多いらっしゃいますし、「オール オア ナッシング」の投資を行っている方もいらっしゃいます。

 が、他方で「投資家になる」ということそのものは、「事業主になる」ことよりも遥かにハードルが低いと言えます。

 今の仕事を行いながら、「株式を保有する~自らが選んだ企業に投資する」、「投資信託を行う~代理で投資先を判断する会社にお金を預けて間接的に投資する」、「FX取引を行う~通貨そのものに投資する」ことは、専業にならずとも、今の環境を全く変えずに行うことが可能です。

 株式は安い銘柄であれば片手万円で保有できますし、投資信託やFXだって、なんだったら100円単位でできます。

 もちろん、自身が投資した額が大きければ大きいほど、見返りも大きいものが期待できますが、少額の投資でも(一定のリスクさえ許容できれば)銀行の低金利で預金させているよりは、よほど「お金持ちになる」ことができる目はある思います。

3 終わりに

 投資を知っていれば、給料以外の方法で対価を得ることができる可能性があります。

 それも、ギャンブルのように低確率ではなく、常識的な確率で。

 スマホやパソコン一つの片手間、なんだったら片手間と呼ぶことすら必要ない程度の労力で、投資を行うことが可能になったこの時代ですから、自らの生活を圧迫しない程度に投資を行えば、もしかしたらこれまでの世界観が少しは変わるんじゃないかと思います。