「ETF」とは
「ETF」とは?
投資を経験している人なら1度くらいは耳にしたことがあるであろう「ETF」という言葉。
これはいったいどのようなものなのでしょうか?
ETFは日本語で、「上場投資信託」と呼ばれており、投資信託の仲間になります。
ETFの最大の特徴は、TOPIXや日経平均株価などの値動きに連動するよう運用して成果を目指します。
そのため、初心者であっても「値が上がったのか?」「下がったのか?」が分かりやすいという特徴があります。
「ETF」はどこで取引できる?
証券会社を通じて購入することができる国内株式と同様にETFは対応している証券会社を通じて売買を行うことができます。
「ETF」は最低資金いくらから投資可能?
銘柄によっても異なりますが少額から投資を行うことが可能です。
2万円以下で購入することができる銘柄が大半を占めているので、多額の資金を準備するという必要はありません。
「ETF」では信用取引が可能
ETFでは信用取引を行うこともできます。
つまり、
- レバレッジを効かせた取引ができる(FXとは倍率が相違)
- FXと同様、「高く売って安く買う」という、いわゆる「売り」取引が可能
となっています。
さらに、国内だけでなく外国株に投資する外国株ETFもあります。
「ETF」が「FX」と違うのはどのようなところ?
投資の中でも人気があるのが、FXです。
では、このFXとETFではどのような違いがあるのでしょうか?
大きな違いとしては、以下のようなものがあります。
- 投資対象の数
- レバレッジ
- 目的の違い
投資対象の数
FXの場合投資対象となる通貨ペアの数は、メジャーなものからマイナーなものを含めても20~40位です。
ETFの場合には、東京証券取引所に上場しているものだけでも200銘柄以上がありますから、単純に「FXより投資対象が多い」ということが言えます。
レバレッジ取引
FXの最大の魅力がレバレッジです。
これは自分の持っている資金の数倍あるいは数十倍の金額の取引を行うことができるというものです。
FXの場合にはレバレッジは国内の場合、最大で25倍となります。
ETFの場合には、2倍もしくは3倍というのが主流です。
目的
FXの場合には、外国の通貨を売買することでその差益を目的としています。
ETFは、TOPIXや日経平均株価などの値動きに連動して運用することを目的としています。
まとめ
ETFとは、TOPIXや日経平均株価などの値動きに連動して運用される投資信託の1つです。
そのため、値動きがわかりやすく、少額からの投資も可能となっており、投資の入り口としては入りやすい部類だと言えます。