どうして投資をするべきなのか
「『投資は儲かる』とは聞くけれど、それは自分とは別の世界の話」と、一線を引いていませんか?
また、「投資って面倒そう」「貯金だけでいいのでは?」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、「どうして投資をするべきなのか」について解説していきます。
投資をする理由
投資をするべきと言える最も大きな理由、それは「お金に働いてもらうことで資産をより大きくできるから」です。
あなたの預貯金に、「日々の生活に必要なお金」「使い道を決めた上で貯めているお金」の他に「しばらく使う予定がないお金」がありませんか?
この、しばらく使う予定がないお金、そのまま貯金しているだけでは勿体ないのです。
確かに貯金なら減る心配はありませんが、増えることも決してありません。
ですが投資なら、お金自身により多くのお金を生み出してもらうことが可能なのです。
まず、お金を投資に回すことで、値上がりによる利益や配当金等による収入が見込めます。
保有する金融商品が値上がりすればそれだけ利益が得られますし、保有しているだけで、配当や利子といった現金収入が得られることもあります。
また、上記で取り上げた利子ですが、預貯金に比べると利率がかなり大きいことがほとんどです。
預貯金にも利息はありますが、近年預貯金に対する金利は僅少…多額の貯金があっても、長い期間預け入れても、増える額はほんのごくわずかです。
以上のことだけでも、投資を行うメリットは計り知れません。
インフレにも強い!投資で大きな利益が出るかも!?
何故インフレが起きると投資で利益が出るのか、一番わかりやすい株式投資を例にします。
インフレによって物価が上昇すれば企業価値も上昇します。
すると、その企業の株式の価値も当然あがります。
結果、投資した株式も購入時に比べて価値が上昇することになるのです。
他にも、不動産投資であっても投資信託やNISAであっても、インフレによって価値の上昇という恩恵を受けることができます。
一方…預貯金の場合、インフレによって恩恵を受けるということは全くありません。
インフレとは物価の上昇、つまり「貨幣価値の相対的な下落」のため、預け入れた金額そのものに変化はなくとも、その貨幣の実質的な価値は減少しているのです。
つまり、結果として損をしてしまうことになり得ます。
現在はデフレ社会と言われている日本ですが、今後はインフレが進むと見込まれています。
今のうちから投資をしておくことで、利益を見込める可能性は十分にあり得ます。
まとめ
生活に必要であったり目的が決まった上で貯めていたりするお金を投資に回すのはリスクが大きいですが、そうではない「余剰資金」を貯金したままにしておくのは勿体ないということをお伝えしたかったんです。
最初は難しく感じるかもしれませんが、今では少額から始められる「投資信託」や、運用益に税金がかからない「NISA」や「つみたてNISA」といった制度もあります。
1,000円単位で投資できる商品も充実しています。
眠っているお金をそのままにせず、ひとつお金自身に働きに出てもらうのはいかがでしょうか?