「ナスダック100(指数)」及びそのトリプル銘柄について
今回は、トレード向きと言われている「ナスダック100」「トリプル銘柄」について解説していきます。
- そもそも「ナスダック」とは何か
- 「ナスダック100(指数)」とは
- 「ナスダック100」がトレードに向いている理由
- 「ナスダック100トリプル」とは
- 「ナスダック100トリプル」と自動売買の相性
- まとめ
そもそも「ナスダック」とは何か
ナスダックという言葉は、ニュースなどで頻繁に登場しますが、そもそも「ナスダック」とは何だろう?と思っている方も多いはず。
「NASDAQ(ナスダック)」とは、「NASD(全米証券業協会)」が管理し、運営している店頭株式市場のことを言います。
アメリカの代表的な株式市場の1つがこの「ナスダック」です。
「ナスダック」は主にハイテク企業などが中心に構成されている市場で、上場企業の数は3,000社を超えています。
例えば、ナスダックに上場している有名企業には、以下のような企業があります。
- Amazon
- Apple
- インテル
- マイクロソフト
- スターバックス
- フェイスブック
ご覧のとおり、超有名企業などが上場しているので、「全く聞き覚えがない」ということもなく、むしろ耳馴染みのある企業が多いというのが特徴です。
「ナスダック100(指数)」とは
「ナスダック100(指数)」とは、上記で説明した「ナスダック」に上場している企業のうち代表的な100銘柄で構成されている株価指数のことをいいます。
先程挙げたような、Amazon、マイクロソフト、Apple、インテルなどの企業が含まれています。
「ナスダック100」がトレードに向いている理由
「ナスダック100」は、一般的にトレード向きの銘柄であると言われています。
その理由として、値動きが激しいという特徴があるからです。
さらに、この「ナスダック100」に連動するETFなども販売されています。
また、ナスダック100は値動きが激しいと言われていますが、それでは満足できないという人向けなのが、「ナスダック100トリプル」というものです。
「ナスダック100トリプル」とは
簡単に言うと、「トリプル」付きは、FXのようにレバレッジを効かせたものということになります。
具体的には、トレードにあたり、「ナスダック100(指数)」の相場が「通常の3倍(トリプル)」動くというイメージになります。
注意点としては、必ずしも「通常のナスダック100でのトレードに比べて利益が3倍」になるということを保証するわけではありません。
レバレッジの効果で利益が大きくなるという可能性もありますが、その分リスクも大きくなるということを頭に入れておきましょう。
「ナスダック100トリプル」と自動売買の相性
この「ナスダック100トリプル」は、(値動きが激しいという特徴故)自動売買での効果を得やすいというのが1つのメリットになります。
他方で、ハイリスクハイリターンとなるので、長期的な投資ではなく、あくまでも短期投資を視野に利用することが推奨されます。
まとめ
以上、「ナスダック100」については、
- 「ナスダック100」とは、ナスダックに上場している代表的な100社の株価指数のことを指す。
- ナスダックには誰もがよく知っているような有名企業が上場している。
- ナスダックはアメリカの代表的な株式市場の1つである。
- ナスダック100指数はそれと連動するようなETFなども販売されている。
- ナスダック100トリプルは、自動売買の効果が得やすいと言われているが、リスクもあるので注意が必要。
- もちろんその分リターンも大きくなる可能性がある。
ということが言えるものとして解説を行ってきました。
ちなみに僕は、この「ナスダック100_トリプル」での自動売買として、インヴァスト証券のトライオートETFを運用しています。